ロータリークラブは、アメリカ・シカゴで弁護士をしていたジョン・ハリスによって1905年に世界で最初に結成された奉仕団体の組織です。
さまざまな職業をもつ人や市民のリーダーが「世界を変える行動人」となり、その経験と知識を生かして社会奉仕活動や人道的活動に取り組んできました。
ロータリーの使命
ロータリーの使命は、職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人びとに奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進することです。
ロータリーのビジョン
私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。
この地球上には約70億人もの人たちが様々な価値観のもとで国や地域社会を作り生活していますが、全ての人たちが平和で幸福な毎日を送っているとは言えません。
2024年6月現在、国際ロータリーは全世界で200以上の国と地域に拡がり、クラブ数37,001、会員総数は1,184,348人の男女会員が 「おもいやりの心」をモットーとして、様々な奉仕活動プログラムを実践しています。
ロータリーのメリット
- プロジェクトの管理や、人前でのプレゼンテーションを行うためのスキルを磨いたり、ほかでは会うことのできないような人びととの出会いがあります。
- 地域社会の問題や世界がかかえる課題を解決するために、異業種の仲間と一緒にプロジェクトに取り組めるのも、ロータリークラブならではの魅力です。
ロータリーの歴史
ロータリーは、メンバーがそれぞれの会社で持ち回りで会議を開いたのが、当初の活動のはじまりでした。輪番・回転にちなみ、6本スポークの歯車がシンボルマーク(エンブレム)になっています。設立当初は、メンバーは1クラブにおいて1業種1人が原則でしたが、現在その縛りは緩められています。
日本のロータリーは、1920年:大正9年10月に東京ロータリークラブが最初に創立され、次いで大阪、京都、神戸、名古屋、福岡、札幌をはじめとする全国各地に新クラブが設立されました。
日本では2024年(令和6年)6月現在、34地区、2,206クラブに84,284人の会員が「住み良い社会」「平和な世界の実現」に向けて、日々懸命に奉仕活動を続けています。
これまでに以下のような様々な活動を行ってきました。
- 旧大宮市「少年剣道大会」へ紫紺の大優勝旗を寄贈
- ラオス難民の援助に対し、国際ロータリーより名誉ある「会長賞」を受ける
- 米国ピッツバーグ大学の日本文化教室建設資金の一部を贈呈
- カンボジア、アンコール小児病に通院する、母子への支援事業
- JR大宮駅西口広場に時計塔並びにコンコース内に大時計を寄贈
- 青少年交換留学生の海外派遣と受入れ
- ロータリー財団基金への寄付により、海外の大学に留学生送り出し
- 国内外各地の大災害に対し、見舞金、援助物資を贈呈
- 公園及び砂場清掃活動
- ピンクリボン運動
- 米山記念奨学会基金への寄付により、海外からの留学生を支援
- 埼玉県立大宮ろう学校への継続支援
- ラオス ラオ・フレンズ小児病院への継続支援
- 「ポリオ」根絶への寄付並びに寄付金協力依頼活動の実施